障害があっても、ゲームを楽しめる工夫情報を発信します。

障がい者e-SPOORTS大会 当事者から観た思うこと(2)

デバイス開発に思うこと

eスポーツは「障がい者と健常者の垣根がないスポーツ」。

しかし、指先がようやっと動かせる程度の、重度な障がい者がゲームをするには、コントローラーなどの操作デバイスを工夫しなければならない。

iba-shoの試みは、これまで福祉の世界とは関わりのなかったコーチが、重度障がい者へのeスポーツ支援にあたっていた点が面白い。

この取り組みに取り入れて欲しいのが、スイッチの適合の経験があるスタッフだ。

デュシェンヌ型筋ジストロフィーは、僅か数ミリの違いでもスイッチ操作に影響がでる。同じスイッチを使っていても適合の良し悪しによって、操作性や疲れやすさが大きく変わってしまうからだ。

また、これらの情報を全国の当事者やサポートに関わる人達で共有できるコミュニティをぜひ作って欲しい。

 以前まではスイッチをゲーム機に接続するためにコントローラーの蓋を開け、基板にから配線を取り出していたが、近くにハンダ付けなど電子工作をしてくれる人がいなければならないので敷居が高く、誰でもできるものではなかった。このことがゲームを諦めてしまうひとつの理由だ。

 映像でも映されていたXACの登場によって、市販のスイッチを使うことが容易になったことで日本のゲームアクセシビリティーの向上が期待できるような気がする。重度障がい者のeスポーツ参加には課題がたくさんあるが、デバイス適合支援のサービスが全国の事業所で受けられるようになれば良いと思う。 

2020-02-24 よっしー

1972年生まれ。デシェンヌ型筋ジストロフィー。
人工呼吸器で、口先で電動車いすを乗り回す。ただのオタクなおっさん。

もどる

ページのトップへ戻る