障害があっても、ゲームを楽しめる工夫情報を発信します。

XAC登場!

どうも、kameです。

今回は、Xbox Adaptive Controller 「XAC」(ザック)を紹介します。

XACは障害があってもゲームをやりたい、そんな思いに答え誕生しました。

海外では、2018年10月に発売されていましたが、日本では、2020年1月9日に発売が開始されました!!
販売が開始されてから、なんと半日で在庫切れとなってしまうほどの反響がありました。初期出荷数が少ないとはいえ、国内での予想以上の人気があったことの裏返しでしょう。

2月11日現在、まだ販売サイトでは在庫切れのようですが、生産体制が整い次第、出荷再開となるようですので、首を長くして待ちましょう!(なんせ一年も待ったのですから。。)

開発には、ゲーム支援を行っている海外の障がい者支援団体が手伝ったと聞いてます。

XACの価格は、海外で99ドル。日本では、10,978円と、障がい者向けの機器としては、まさに破格な値段。知り合いの福祉機器業者さん曰く、大手にしか真似ができないと青ざめていました。(T_T)

さて、このXAC。何ができるかというと、自分が使いやすい、スイッチやジョイスティックでゲームができるというものです。

公式のコントローラーでは、ボタンが固くて押しづらい、ボタンまで手が届かない。ボタンが小さくてうまく押せないなど、公式コントローラが、どうしても使いづらいかたは 一定数存在します。そこで、より多くのかたが、自分用にカスタマイズできるように、シンプルにしたのが、このXACの特徴なのです。

ここ数年で、eスポーツが国内でも広がってきました。当然ながら、障害をもつ自分たちにも、可能性があるわけですが、これまで、ゲームの工夫というと、もっぱら、半田ごてでゲームの改造をしなくちゃ、ならないことも多かったのが現状です。そこで、このXACです。

XACで操作できるゲーム機は、基本マイクロソフトのXBOX製品です。その他、windowsPCに接続すると、ゲームコントローラとして認識できますので、PCゲームにも対応しています。

みんなが気になるところのプレイステーションや、任天堂製品はというと、そのままではつないでも動きません。

でもでも、ライセンス製品ではない、変換デバイスを使うと、このXACでnintendo switchの操作が可能になります。

このライセンス製品ではないとは、どういうことかというと、ゲーム機本体の機能がアップデートしたら、動作の保証はできないということです。そのあたりのことを理解していれば、個人で利用する範囲では、問題ありません。

今後、このXACの、使い方や設定などは随時記載していきます。

2020-02-04 kame

1997年生まれ。デシェンヌ型筋ジストロフィー。
一つのことにハマると、それをずっとやり続けるタイプ 経営ゲームや戦略ゲームなどまったりプレイできるものが好き。

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